ワンちゃんにくつろぎを!犬用クッションのメリットデメリット

ワンちゃんがくつろげる場所を設けるためには、部屋に犬用クッションを置くという手があります。
ただ、その犬用クッションにはメリットとデメリットの両方があるため、購入する際には気を付ける必要があります。
では、犬用クッションには具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのか、選ぶ際にはどこに注意すれば良いのかを解説していきます。

犬用クッションのメリット

ワンちゃんの不調を未然に防げる

# ワンちゃんの不調を未然に防げる
ワンちゃんが眠る際に、フローリングや薄いシートを敷いただけの上に横になるようでは、身体の色々な部分に負担をかける恐れがあります。
長い間無理のある寝方をしていると、関節を傷めて歩行に支障が出たり、床との圧迫で血流が阻害されて病気に繋がったりするかもしれません。
そこで、犬用クッションを設置すると、身体を適切な体勢に保ちやすくなるため、負担を軽減させられます。
負担が原因による、様々な不調の予防ができるでしょう。そして、ワンちゃんは眠るときだけ横になるわけではありません。
身体を動かしていない間は、座ったり横になったりしていることが多いです。
そのため、犬用クッションは、ベッドだけではなく椅子のような役割も果たしてくれます。

また、犬用クッションには、季節に合わせた製品も少なくありません。
冬に使用することを想定してある製品だと、ワンちゃんの体温を逃がさない工夫をしてあったり、発熱する仕組みを持っていたりするものがあります。
夏用の製品では触れた際に冷たさを感じる接触冷感や、高い通気性などを持っています。
そういった犬用クッションを使用すると、ワンちゃんも快適に過ごすことができるでしょう。

人が暮らす環境では、必要に応じてクーラーや暖房を使用して温度調節をするはずです。
けれど、その調節した温度が、ワンちゃんにとって最適とは限りません。
そこで、犬用クッションを置いておくと、ワンちゃんがそれを使用するかどうかを自分で判断して、体温を調節するということも可能になります。
そうして、最適な体温調節ができると、体調を崩してしまうリスクを下げられるでしょう。

ワンちゃんのリラックスできる環境を用意できる

# ワンちゃんのリラックスできる環境を用意できる
犬用クッションは、物理的な負担を軽減させるだけではなく、ワンちゃんのメンタルにも良い効果が期待できます。
負担が少なく横になれると、充実した睡眠が実現できます。
また、ワンちゃん自身が体臭を染みつかせることで、安心できる縄張りにもなり得ます。
そして、ワンちゃんがクッションを自分の場所だと認識している場合、誘導することも簡単です。
部屋の掃除をする際にクッションを邪魔にならないところに置くと、ワンちゃんもそこに移動してくれるでしょう。
さらに、クッションを持ち運んでワンちゃんを車の中に移動させたり、外出で別のところに宿泊する際に、ワンちゃんの居場所を作って精神を安定させたりすることも可能です。

飼い主にとってもメリットがある

# 飼い主にとってもメリットがある
犬用クッションには色々な製品があり、おしゃれなものが多いです。
そのため、ワンちゃんが過ごすスペースをインテリアの一部のようにすることも可能です。
クッションの上でくつろぐワンちゃんの姿を眺めるだけでも、癒されること間違いありません。
そして、犬用クッションをワンちゃん専用の家具のような扱いにすると、ワンちゃんを家族の一員だと認識しやすいでしょう。

また、ワンちゃんが1日の大部分を過ごす場所が犬用クッションの上だった場合、汚れるのはその周辺ですみます。
そのため、定期的にクッションカバーを洗うだけでも、ワンちゃんが暮らす環境を衛生的に保ちやすいです。
また、ワンちゃんの体臭が付着するのもクッションがほとんどとなるので、洗濯をすると部屋に漂うにおいを抑えられるでしょう。
犬用クッションには、カバーだけでなく全部が洗えるものがあり、それを選ぶと生活環境を衛生的に保てるはずです。

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愛犬が落ち着かない!ストレスを与えてしまうデメリット

# 匂いで落ち着かなくなることが多い
犬用クッションのデメリットとしては、使用するワンちゃんが落ち着かないという点が挙げられます。
犬には人よりも敏感な部分がいくつかあり、特に嗅覚がとても優れています。
そのため、犬用クッションがワンちゃんの苦手とする匂いを放っていて、なおかつその匂いが強すぎると、ストレスになるかもしれません。

ワンちゃんが苦手とする匂いには個体差もありますが、化学物質が放つ匂いは大抵のワンちゃんに嫌われます。
そして、場合によってはワンちゃんをただ不快にさせるだけでなく、鼻に強い刺激を与える恐れがあります。
犬用クッションには化学繊維が使用されているものが多いですが、おろしたてだとワンちゃんが嫌がる匂いを放ちがちです。
また、犬用クッションを洗う際に使用する洗剤や消臭剤も、ワンちゃんにとっては望ましくないものかもしれません。

そのような嫌な臭いのするクッションだと、そもそもワンちゃんが使ってくれない可能性が高いです。
無理やりにでも使わせていると、ストレスを感じてしまうかもしれません。
そのストレスが原因で、体調を崩す恐れがあります。また、ストレスによってクッションを噛むことも考えられます。
簡単に破れるクッションで、中に入っている綿を食べた場合、病院のお世話になることもあるかもしれません。
そのようなことにならないために、犬用クッションはワンちゃんがリラックスできる匂いにしてあげる必要があります。

基本的には、犬用クッション自体は無臭であることが望ましいです。
匂いに敏感なワンちゃん用だと、化学繊維ではなく天然素材を使用していて、なおかつ匂いが付くような特殊な加工をしていないものが良いです。
そして、後からワンちゃんの好む匂いを付け足してあげましょう。

ワンちゃんが好みやすいのは、動物の匂いです。
ワンちゃん自身の体臭や魚のおやつなどの匂いだと、リラックスしやすいです。
また、飼い主の体臭もお気に入りというワンちゃんが多いので、シャツや靴下をそのままクッションに添えてあげるという手もあります。

# 素材次第でストレスが溜まる
犬用クッションには色々な種類があり、使われている素材は製品ごとに異なります。
その素材選びを間違えると、ワンちゃんにストレスを与えてしまうかもしれません。
素材はクッションの質感に大きく影響し、硬くも柔らかくもなります。
高反発ウレタンのように比較的硬い素材が使用されているものだと、弾力性のあるフローリングのような仕上がりになります。
そして、柔らかければワンちゃんの身体をしっかりと包み込むことができます。
その硬いタイプと柔らかいタイプのどちらが適しているかは、ワンちゃん次第です。
もし、合っていないタイプを選ぶと、犬用クッションの上ではリラックスできないでしょう。

また、素材によっては使用に適している季節が異なります。
保温性能が高いクッションを夏に使用したり、冷感素材を冬に使ったりすれば、ワンちゃんに大きな負担を与えてしまうでしょう。
暑いと寝苦しさを感じて、寒ければ寝冷えをしてしまうかもしれません。
そのような環境だと、ワンちゃんはきっと落ち着くことができません。
したがって、季節ごとに複数の犬用クッションを使い分けるか、季節を問わずに快適に使用できるものを選ぶようにしましょう。

大きすぎない適切なサイズを選ぼう!

犬用クッションを選ぶ際には、ワンちゃんの身体がはみ出てしまわないように、十分な大きさがあるものを選ぶ必要があります。
クッションのサイズが小さすぎれば、ワンちゃんは身体を丸めなければならなくなります。
そうすると、眠る際にもリラックスしにくく、無理な体勢が身体に負担を与える恐れがあります。
さらに、眠っている間に寝返りを打ち、クッションから落ちてしまって目が覚めることで、睡眠が妨げられるかもしれません。
そのようなことがあると、ワンちゃんがリラックスできるようにと、犬用クッションを用意した意味が薄れてしまいます。
したがって、犬用クッションを選ぶ際には、最低限の大きさがあることを重視しましょう。

ただ、小さすぎるサイズが望ましくないからといって、逆にとても大きなものを選べば良いというわけでもありません。
クッションのサイズが大きすぎれば、中々落ち着くことができないというワンちゃんは珍しくありません。
犬という生き物は大昔から、休む際には外敵に襲われないように、狭い洞窟などで過ごしていました。
そして、その性質が名残として、現代のワンちゃんにも引き継がれています。
そのため、多くのワンちゃんは、本能的に狭いところを好みがちです。

したがって、大きな犬用クッションを用意したとしても、本能が邪魔をして落ち着けない可能性があります。
場合によっては、せっかく購入した犬用クッションを使ってもらえないという結果になりかねません。
また、非常に大きなクッションを用意したとしても、その中の決まった狭い範囲しか使用されないというのはよくあることです。
そうすると、使用されない部分が無駄になってしまいます。

そのようなことにならないために、犬用クッションはワンちゃんの身体のサイズに合わせて選びましょう。
基本的には、寝返りをしても少し余裕が生まれるくらいの大きさを目安にすると良いです。
大抵の犬用クッションは小型、中型、大型のどれかに分類されます。
その分類にしたがって、選択するのが無難でしょう。

また、購入する際には一度ワンちゃんのサイズを測定しておいて、無理なく休むことができるかどうかを確かめると良いです。
さらに、ワンちゃんは個体によって寝る姿勢が異なります。
横になって足を揃えるのが落ち着く場合もあれば、丸まって眠るタイプのワンちゃんもいます。
中には色々と体勢を変えるワンちゃんもいるでしょう。犬用クッションを選ぶ際には、そのリラックスする姿勢に合わせることも大切です。

もしかすると、広くないクッションでは、窮屈でかわいそうと感じる飼い主の人もいるかもしれません。
けれど、ワンちゃんにとっては、ある程度の狭さは必要なことです。
むしろ、犬用クッションが広すぎる方が、ワンちゃんにとってはストレスになりやすいということを覚えておきましょう。

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メリットとデメリットをしっかり把握して

メリットとデメリットをしっかり把握して

犬用クッションを設置すると、ワンちゃんにくつろげるスペースを提供できます。
そして、ワンちゃんの精神を安定させたり、体調改善に繋げられたりするなど、色々なメリットがあります。
その犬用クッションを選ぶ際には、メリットだけでなく、デメリットもしっかり把握しておきましょう。
そして、デメリットがワンちゃんにとって負担にならないような選択をするのが賢明です。

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